36話「誤診」
ヨリの診断はどこかおかしい。と話すチャングムとシンビのところにヨリが現れる。
ヨリが診断の正当性を話すが、チャングムは「そうでしょうか?」顔。
「どちらにせよ新人のあなた達が真剣なのはうれしいわ。私と意見が違う時は遠慮なく言ってちょうだい」と言い残し去っていく。
皇后の症状についての会議は続く。
実験のため、恐る恐る横たわっているシンビに、ウンベクの指示でヨリが鍼を打つ。この時のシンビは子供のようだ(いい意味で)
ヨリが皇后に鍼を打つが、その瞬間に皇后の容態が急変。
またもや会議が行われる。
処方が間違っていないとすると脈診が違うのでは?と医局長。
長官は女官長とクミョン(最高尚宮)を呼び出し、対策を伝える。
クミョンへは、内医院との連携をするよう伝える。
オ・ギョモが内医院を厳しく指導する。
「皇后様の担当は誰だ!」「私です」とウンベク。
しかし、、ウンベクは実際直接脈を診ることができないわけで、
それを厳しく指摘されても・・辛いですな。。
シンビが混乱する内医院とチャングム、皇后のためを思い
勇み足でシン・イクピルにチャングムがヨリとは異なる診断を
していると告げる。
それをうけてまた会議。(しかしこの話は会議に次ぐ会議ですな)
そこで新人の見習いの意見など鵜呑みには出来ないという意見の中でシン・イクピルがまたいいことをいう。
「経験があるから出きる 経験がないから出来ない 脈診とはそういうものではありません」
また医女長の「チャングムの脈診は私やヨリより優れているということですか?」と食ってかかるが、それに対しても、イクピルは
「そう言っているのではない ただ・・経験を積んだものはその経験におぼれることがある ある病名が頭に浮かぶと脈を病名に合わせてしまう 経験がないほうが良い場合もある」
このシン・イクピルという人物は、その時代その環境で通例となっているかどうか、また評判の良い悪いなどは不問で、その瞬間にもっとも正しいと思うことに助勢するとても出来た人に思う。
そしてチャングムは診断を発表する。
チャングムの診た結果を症状として挙げるが、どれも諸先輩は解っていることであったが、歯茎の出血、口臭、そして”散脈”があると告げると一同は驚愕する。新人に”散脈”が読み取れるのか?といった驚きもある。
【散脈】
非常に軽く触れて診た時にある浮いている無力な脈。散漫で不一定。
数もはっきりしない。
とあるから、容易につかみきれる脈ではないということだ。
そしてチャングムは皇后のお腹に胎児がいるのでは?という見解を示す。しかし、すでに流産をしたばかりのためまわりが反論するが、双子説が浮上し、一同は可能性を信じ始める。
その後、ヨリが医女たちに対して
「チャングムは自分の意見を言ったまで、どうかお咎めのないように」と人間的デカさを演出する・・・。お、、恐ろしい。
オ・ギョモに報告する医局長と医務官。
ここで医局長のユンスが「王室に双子を授かった例はない。民の間でも珍しい」と何気に言うセリフに、当時のというか歴史上の物事は過去の例によって判断されることが伺える。そもそも医学全般はすべて前例によって診断され、それで推し量れないことに直面した時には、研究し、実験と言う名の前例を作り実際に処方する。そうして例を増やしていく。というのが”流れ”なのでしょう。というか医学以外にも言えることですね。それが歴史っていうものでしょうね。(つって)
そして、悩みに悩んだ男どもはもう一度脈診させることにする。
さぞ、もどかしい環境だったことでしょう。自分で診れないのは辛すぎ。。
チャングムとヨリの脈診対決(?)が始まる。
やはり二人の意見がわかれる。
オ・ギョモにさらに問われる医局長は、担当医ウンベクの判断に委ねるとする。さらにウンベクの提案する処方を聞いた上で、自分は違う処方を言っておくっていう。咎められることのないよう、あらかじめ責任逃れをしておくきたねーやつっす。
こういう輩の立ち振る舞いを見抜けない上の人間の目もまた、節穴だってわけで。
結局、見習いチャングムが皇后に鍼を打つこととなる。
そして、チャングムとシンビは処方を続ける。
ところ変わって、ミン尚宮とチャンイはヤキモキしている。宮中でどんどんシャシャリ出るチャングムに「目立たないようにしなさい!」と怒る。(もちろんチャングムのためを思って)
それに対して、シンビが「そんなことできません それなら医女になりません」と言う。ミン尚宮「ちょ・・ちょっと聞いたぁ?チャングムとそっくりなやつがここにもう一人・・・・はぁ〜〜〜」
(面白いくだり)
そして、皇后の容態が急変。さらにもう一人を流産した。
チャングムの診断は正しかった。
苦々しい表情のユンスとヨリ。
その後容態は回復。王もそれを知る。
診療後の会議で、ヨリが反省のセリフを言う。とにかくヨリはいい子ぶる。とにかく、一所懸命で謙虚であるというところを演出する。
しかし、チャングムと二人になった時、ついに本性を現す・・・。
「恥をかかせてくれたわね」
ところで、チャンドクが患者の歯を抜く場面があるが、チャンドクが歯の治療のうまい名医だったとかそういうことは置いといて、普通ドバドバ出血するだろーって思っちゃう。
ミン・ジョンホが左賛成とともに、「功臣田」(こうしんでん)の10のうち1を削減し、兵器の充実をはかる。という策を練る。王もそのアイデアを奨励するが、これはオ・ギョモの財力を削ぐ狙いが多きいため、オ・ギョモは慌てる。
チェ一族と策を練るオ・ギョモ。
そして、皇太后を利用することを思いつく。
とんだ悪人どもです。
皇太后は急にシン・イクピルの治療は受けないとダダをこねる。
かなりご老人特有の幼児回帰、被害妄想。
また、シン・イクピルが間接的に追い出すことになったイ・ヒョヌクが皇太后の親族にあたるとはな・・。
37話「母・皇太后」
「母上・・どうして治療を拒まれるのです・・」
と王が言うと、「王が私を心配しているとは知らなかった」
「ソギョクソ(昭格署)の廃止以来なぜ私の言うことを一つ聞いてくれないのです」と、、もー手に負えないダダっこぶり。
王族の親族イ・ヒョヌクを罷免し、私に粗末な医務官をよこすとはと、ごねる。
ここへ来て急にイ・ヒョヌクがパンチを効かしてくるとは・・。
シン・イクピルを粗末と言われ、医女たちの間でもおかしいと感じる。
シン・イクピルも、心当たりが全くないと困っている。王と皇后も必死でダダっこばぁさんを説得にあたる。
皇太后は治療を受けないことで王を試している。
王は皇太后が治療を受けない限り食事を取らない。
こうして、沈黙の意地の張り合いが始まった。
イクピルは、それでも根気強く薬を用意し皇太后のもとへ向かう。断じて拒まれるが、それでも通してほしいと願い出る。するとそこにはちゃっかりイ・ヒョヌクがいた。まったく憎たらしい顔でデーンと座っている。イクピルを追い払った後、イ・ヒョヌクは疑わしきはチョ・グァンジョ一派なりとことの次第を皇太后に告げる。そのすべてに辻褄があってしまうため、皇太后はそれを信じる。
ここでの皇太后の頭の中の構図は下記の通り
チョ・グァンジョ一派=(左賛成 ミン・ジョンホ)
シン・イクピルの誤診の罪=チョ・グァンジョがもみ消す。
功臣田(こうしんでん)削減の申し出=チョ・グァンジョ一派。
ソギョクソ(昭格署)は道教の施設=皇太后は奨励しているが、中宗は廃止した。(推進役はチョ・グァンジョ)
チョ・グァンジョ=国を混乱させた謀反人
皇太后の体調が悪い=シン・イクピル(チョ・グァンジョ一派)の策略。
そして、王が女官長に「母上が治療を受けぬ理由はわかったか?」と問う。そこでせきを切ったように女官長は詳らかに語る。上記の通り。
王はすべてを理解した。
左賛成は、当方には他意は一切ないと説得する。(実際はオ・ギョモ一派の一掃を目論んではいるが)
しかし王には通用しなかった。
まず、シン・イクピルの職を剥奪することを命じる。
すかさず左賛成は「お志をお曲げになるのですか!?」と制止を計るが、王は重ねて、医務官を変えても母上が治療を受けないというのではれば、ソギョクソ(昭格署)を復興させる。それでもダメなら功臣田の削減は止める。それでもダメならと左賛成を睨みつける。(左賛成の追放すると示唆した)
皇太后の命を守るためであればと王は激昂する。とんだマザコンだ。と思ってしまうシーンだが、儒教により男尊女卑の激しい国家ではあったが、母という存在は別格であるというのも儒教の律であった。とのこと。
オ・ギョモとチェ一族は悪の限りを尽くして保身に必死だなぁ・・・。
それでもめげずにシン・イクピルは皇太后のお体を大事に思い皇太后へ直接説得にあたる医者魂には鳥肌が立つ。
しかし皇太后は一切聞く耳を持たない。挙句の果てには厳罰に処す構え。そこへ飛び込んできたのがチャングムだ。
「王様と賭けをなさるはおやめください!」
「王様のお体も大切です。皇太后様のお体も大切です!」
「私と賭けをなさってください」
「もし私が勝ちましたら皇太后様は治療をお受けになってください。もし私が負けましたら、私の命を差し上げます!」
皇太后は面食らいつつ「命をそんなに粗末にしてよいのか?」
「いいえ、私には大切な命でございます。ですが恩師(シン・イクピル)のお命は私の命でもあります」という。シン・イクピルはこれまで見た事もないような顔でチャングムを見る。
皇太后は文字通り命を賭して恩師と自分の命を気にかけるチャングムの気迫に負け賭けを受けるという。
「では言ってごらん」
「人を当てる問いでございます。誰のことかお当てくださいませ」
「その方は古くからの食医でございました。明国皇帝の食医はその方に由来すると言われております。またその方は一家のしもべであらゆる辛い仕事もしましたが、しかし家族全員の師匠でもありました。その方が生きている間はこの世は山でありましたが、亡くなるとこの世は水に沈んだという伝説がございます。どなたのことかお当てください」
「しかし、ご病状が一刻を争いますので、1日しかお与えできません」
このことは王にも伝わる。
「なんと無礼な」
しかし皇后の口添えで一日待つことにする。
医女たちの間でも「よくもそんな無礼をはたらいたわね・・」という空気。また関係する人々にも伝えられ騒然とする。
一夜明け、周りの医女たちにも「答えは何??」と聞かれまくる。
水刺間と内医院などで今後のための会議をする。
本日から出す食事についてクミョンがあわびの肝粥と五子粥などを提案する。それらはかつてチャングムとクミョンで料理対決で争った品目。その時の光景を思い返すクミョンは、チャングムの謎かけの答えに気づく。それは女官長に伝えられ、皇太后にも伝えられる。
しかし、皇太后は医務官の治療を受けることを宣言する。
愕然とする女官長。
(いっつも思うけど、あんな目の前でそんな顔しないの!って思うよ。バレんぞってね)
早速治療を受ける皇太后。今後の治療について話すイクピルとチャングムたち。その後薬を調合するチャングムの元へウンビやチョドン、チョボクがやってきて「皇太后様は答えられなかったの?」などの問いに、断じてお茶を濁して「それは・・ちょっと・・どうかな・・それは・・」といって立ち去るチャングム。これまたいつも思うけど、なんで教えてあげないわけ?チャングム〜〜!ってね。普通だったら「なんなのあいつ・・・」ってなっちゃうよね。
シンビにも教えてあげないチャングム。。
ぷぅっとふくれるシンビ。
チャングムとシンビが皇太后に薬を持っていくと、そこには王、皇后、女官長、シン・イクピルなど勢揃いしている。
王がチャングムに「母上を困らせるとはなんたることだ」と叱咤するが、それを皇太后が制止する。
「しかし、この者が母上に難題を出し病状をさらに悪化させたのではと・・」「そうでなない」
王「して答えは何だ?」とチャングムに問うが、すかさず皇太后「答えは私です」「母上?」「そう答えは母です」
「どういうことだ?」と王。
くちごもるチャングムに対して皇太后は「心配ない。そなたを咎めたりせぬ」。そしてチャングムは説明に入る。「
「この方の主な役目は食医でございます」
「母親は子供の食べるもの 着るもの 眠ること 体の調子に気を遣います。 食医とは王様が召し上がってはならない食べ物は何か・・逆に何を召し上がるのが王様のお体に良いのか 昼夜を問わず王様の健康を考えるのが仕事です」「それゆえ明国の皇帝が置いた食医の由来は母なのです」「ですから皇太后様は王様の母君であり食医でもあられます」「またこの方は一家で一番辛いしもべですが 実は全員の師匠だと申し上げたのは 母親というものは子には寒い思いもひもじい思いもさせず
自分は辛くとも 子には平穏を与え 子供のためならばたとえどんなに辛い思いをしても 必死に働くからでございます」「しかし母のこの慈しみがなければ 子は何一つ自分の身に付けることができないのでございます・・・ゆえに母親は一家の最も辛いしもべであり、誰よりも素晴らしい師匠だと思うのです」「生きていればこの世は山ですが・・いなくなればこの世は水に沈むと申しましたのは・・」そして皇太后が重ねる「生きている限り私は王を守る山であるが、私が死ねば王の涙でこの世は海になるであろう・・・」「母である私がどうして王が苦しむことを望むであろうか・・」
「本当にとんでもなく知恵が働く子だ・・」
とにかくその場は、皇太后と王の母と子の絆を再確認させる場となり、一同が母を思う感動の場面となった。
そんなチャングムが心配で近くまで来ていたヨンセン。チャングムの無事を知り、またチャングムの希望を聞かされ喜ぶヨンセン。そしてチャングムが去った時、偶然王ご一行が通りかかる。「見覚えがあるが・・どこの尚宮だ」怖気づくヨンセン。すると長官が「数年前王様にお情けを頂戴したイ・ヨンセンでございます」「そうだったか・・行くぞ・・」と王は去る。
チャングムとウンビの元にシンビが駆け寄る。「大変よ!皇太后様が・・皇太后様が・・・」
皇太后は薬を飲めずに吐いていた。
内医院で会議が続く・・。
ヨリの診断はどこかおかしい。と話すチャングムとシンビのところにヨリが現れる。
ヨリが診断の正当性を話すが、チャングムは「そうでしょうか?」顔。
「どちらにせよ新人のあなた達が真剣なのはうれしいわ。私と意見が違う時は遠慮なく言ってちょうだい」と言い残し去っていく。
皇后の症状についての会議は続く。
実験のため、恐る恐る横たわっているシンビに、ウンベクの指示でヨリが鍼を打つ。この時のシンビは子供のようだ(いい意味で)
ヨリが皇后に鍼を打つが、その瞬間に皇后の容態が急変。
またもや会議が行われる。
処方が間違っていないとすると脈診が違うのでは?と医局長。
長官は女官長とクミョン(最高尚宮)を呼び出し、対策を伝える。
クミョンへは、内医院との連携をするよう伝える。
オ・ギョモが内医院を厳しく指導する。
「皇后様の担当は誰だ!」「私です」とウンベク。
しかし、、ウンベクは実際直接脈を診ることができないわけで、
それを厳しく指摘されても・・辛いですな。。
シンビが混乱する内医院とチャングム、皇后のためを思い
勇み足でシン・イクピルにチャングムがヨリとは異なる診断を
していると告げる。
それをうけてまた会議。(しかしこの話は会議に次ぐ会議ですな)
そこで新人の見習いの意見など鵜呑みには出来ないという意見の中でシン・イクピルがまたいいことをいう。
「経験があるから出きる 経験がないから出来ない 脈診とはそういうものではありません」
また医女長の「チャングムの脈診は私やヨリより優れているということですか?」と食ってかかるが、それに対しても、イクピルは
「そう言っているのではない ただ・・経験を積んだものはその経験におぼれることがある ある病名が頭に浮かぶと脈を病名に合わせてしまう 経験がないほうが良い場合もある」
このシン・イクピルという人物は、その時代その環境で通例となっているかどうか、また評判の良い悪いなどは不問で、その瞬間にもっとも正しいと思うことに助勢するとても出来た人に思う。
そしてチャングムは診断を発表する。
チャングムの診た結果を症状として挙げるが、どれも諸先輩は解っていることであったが、歯茎の出血、口臭、そして”散脈”があると告げると一同は驚愕する。新人に”散脈”が読み取れるのか?といった驚きもある。
【散脈】
非常に軽く触れて診た時にある浮いている無力な脈。散漫で不一定。
数もはっきりしない。
とあるから、容易につかみきれる脈ではないということだ。
そしてチャングムは皇后のお腹に胎児がいるのでは?という見解を示す。しかし、すでに流産をしたばかりのためまわりが反論するが、双子説が浮上し、一同は可能性を信じ始める。
その後、ヨリが医女たちに対して
「チャングムは自分の意見を言ったまで、どうかお咎めのないように」と人間的デカさを演出する・・・。お、、恐ろしい。
オ・ギョモに報告する医局長と医務官。
ここで医局長のユンスが「王室に双子を授かった例はない。民の間でも珍しい」と何気に言うセリフに、当時のというか歴史上の物事は過去の例によって判断されることが伺える。そもそも医学全般はすべて前例によって診断され、それで推し量れないことに直面した時には、研究し、実験と言う名の前例を作り実際に処方する。そうして例を増やしていく。というのが”流れ”なのでしょう。というか医学以外にも言えることですね。それが歴史っていうものでしょうね。(つって)
そして、悩みに悩んだ男どもはもう一度脈診させることにする。
さぞ、もどかしい環境だったことでしょう。自分で診れないのは辛すぎ。。
チャングムとヨリの脈診対決(?)が始まる。
やはり二人の意見がわかれる。
オ・ギョモにさらに問われる医局長は、担当医ウンベクの判断に委ねるとする。さらにウンベクの提案する処方を聞いた上で、自分は違う処方を言っておくっていう。咎められることのないよう、あらかじめ責任逃れをしておくきたねーやつっす。
こういう輩の立ち振る舞いを見抜けない上の人間の目もまた、節穴だってわけで。
結局、見習いチャングムが皇后に鍼を打つこととなる。
そして、チャングムとシンビは処方を続ける。
ところ変わって、ミン尚宮とチャンイはヤキモキしている。宮中でどんどんシャシャリ出るチャングムに「目立たないようにしなさい!」と怒る。(もちろんチャングムのためを思って)
それに対して、シンビが「そんなことできません それなら医女になりません」と言う。ミン尚宮「ちょ・・ちょっと聞いたぁ?チャングムとそっくりなやつがここにもう一人・・・・はぁ〜〜〜」
(面白いくだり)
そして、皇后の容態が急変。さらにもう一人を流産した。
チャングムの診断は正しかった。
苦々しい表情のユンスとヨリ。
その後容態は回復。王もそれを知る。
診療後の会議で、ヨリが反省のセリフを言う。とにかくヨリはいい子ぶる。とにかく、一所懸命で謙虚であるというところを演出する。
しかし、チャングムと二人になった時、ついに本性を現す・・・。
「恥をかかせてくれたわね」
ところで、チャンドクが患者の歯を抜く場面があるが、チャンドクが歯の治療のうまい名医だったとかそういうことは置いといて、普通ドバドバ出血するだろーって思っちゃう。
ミン・ジョンホが左賛成とともに、「功臣田」(こうしんでん)の10のうち1を削減し、兵器の充実をはかる。という策を練る。王もそのアイデアを奨励するが、これはオ・ギョモの財力を削ぐ狙いが多きいため、オ・ギョモは慌てる。
チェ一族と策を練るオ・ギョモ。
そして、皇太后を利用することを思いつく。
とんだ悪人どもです。
皇太后は急にシン・イクピルの治療は受けないとダダをこねる。
かなりご老人特有の幼児回帰、被害妄想。
また、シン・イクピルが間接的に追い出すことになったイ・ヒョヌクが皇太后の親族にあたるとはな・・。
37話「母・皇太后」
「母上・・どうして治療を拒まれるのです・・」
と王が言うと、「王が私を心配しているとは知らなかった」
「ソギョクソ(昭格署)の廃止以来なぜ私の言うことを一つ聞いてくれないのです」と、、もー手に負えないダダっこぶり。
王族の親族イ・ヒョヌクを罷免し、私に粗末な医務官をよこすとはと、ごねる。
ここへ来て急にイ・ヒョヌクがパンチを効かしてくるとは・・。
シン・イクピルを粗末と言われ、医女たちの間でもおかしいと感じる。
シン・イクピルも、心当たりが全くないと困っている。王と皇后も必死でダダっこばぁさんを説得にあたる。
皇太后は治療を受けないことで王を試している。
王は皇太后が治療を受けない限り食事を取らない。
こうして、沈黙の意地の張り合いが始まった。
イクピルは、それでも根気強く薬を用意し皇太后のもとへ向かう。断じて拒まれるが、それでも通してほしいと願い出る。するとそこにはちゃっかりイ・ヒョヌクがいた。まったく憎たらしい顔でデーンと座っている。イクピルを追い払った後、イ・ヒョヌクは疑わしきはチョ・グァンジョ一派なりとことの次第を皇太后に告げる。そのすべてに辻褄があってしまうため、皇太后はそれを信じる。
ここでの皇太后の頭の中の構図は下記の通り
チョ・グァンジョ一派=(左賛成 ミン・ジョンホ)
シン・イクピルの誤診の罪=チョ・グァンジョがもみ消す。
功臣田(こうしんでん)削減の申し出=チョ・グァンジョ一派。
ソギョクソ(昭格署)は道教の施設=皇太后は奨励しているが、中宗は廃止した。(推進役はチョ・グァンジョ)
チョ・グァンジョ=国を混乱させた謀反人
皇太后の体調が悪い=シン・イクピル(チョ・グァンジョ一派)の策略。
そして、王が女官長に「母上が治療を受けぬ理由はわかったか?」と問う。そこでせきを切ったように女官長は詳らかに語る。上記の通り。
王はすべてを理解した。
左賛成は、当方には他意は一切ないと説得する。(実際はオ・ギョモ一派の一掃を目論んではいるが)
しかし王には通用しなかった。
まず、シン・イクピルの職を剥奪することを命じる。
すかさず左賛成は「お志をお曲げになるのですか!?」と制止を計るが、王は重ねて、医務官を変えても母上が治療を受けないというのではれば、ソギョクソ(昭格署)を復興させる。それでもダメなら功臣田の削減は止める。それでもダメならと左賛成を睨みつける。(左賛成の追放すると示唆した)
皇太后の命を守るためであればと王は激昂する。とんだマザコンだ。と思ってしまうシーンだが、儒教により男尊女卑の激しい国家ではあったが、母という存在は別格であるというのも儒教の律であった。とのこと。
オ・ギョモとチェ一族は悪の限りを尽くして保身に必死だなぁ・・・。
それでもめげずにシン・イクピルは皇太后のお体を大事に思い皇太后へ直接説得にあたる医者魂には鳥肌が立つ。
しかし皇太后は一切聞く耳を持たない。挙句の果てには厳罰に処す構え。そこへ飛び込んできたのがチャングムだ。
「王様と賭けをなさるはおやめください!」
「王様のお体も大切です。皇太后様のお体も大切です!」
「私と賭けをなさってください」
「もし私が勝ちましたら皇太后様は治療をお受けになってください。もし私が負けましたら、私の命を差し上げます!」
皇太后は面食らいつつ「命をそんなに粗末にしてよいのか?」
「いいえ、私には大切な命でございます。ですが恩師(シン・イクピル)のお命は私の命でもあります」という。シン・イクピルはこれまで見た事もないような顔でチャングムを見る。
皇太后は文字通り命を賭して恩師と自分の命を気にかけるチャングムの気迫に負け賭けを受けるという。
「では言ってごらん」
「人を当てる問いでございます。誰のことかお当てくださいませ」
「その方は古くからの食医でございました。明国皇帝の食医はその方に由来すると言われております。またその方は一家のしもべであらゆる辛い仕事もしましたが、しかし家族全員の師匠でもありました。その方が生きている間はこの世は山でありましたが、亡くなるとこの世は水に沈んだという伝説がございます。どなたのことかお当てください」
「しかし、ご病状が一刻を争いますので、1日しかお与えできません」
このことは王にも伝わる。
「なんと無礼な」
しかし皇后の口添えで一日待つことにする。
医女たちの間でも「よくもそんな無礼をはたらいたわね・・」という空気。また関係する人々にも伝えられ騒然とする。
一夜明け、周りの医女たちにも「答えは何??」と聞かれまくる。
水刺間と内医院などで今後のための会議をする。
本日から出す食事についてクミョンがあわびの肝粥と五子粥などを提案する。それらはかつてチャングムとクミョンで料理対決で争った品目。その時の光景を思い返すクミョンは、チャングムの謎かけの答えに気づく。それは女官長に伝えられ、皇太后にも伝えられる。
しかし、皇太后は医務官の治療を受けることを宣言する。
愕然とする女官長。
(いっつも思うけど、あんな目の前でそんな顔しないの!って思うよ。バレんぞってね)
早速治療を受ける皇太后。今後の治療について話すイクピルとチャングムたち。その後薬を調合するチャングムの元へウンビやチョドン、チョボクがやってきて「皇太后様は答えられなかったの?」などの問いに、断じてお茶を濁して「それは・・ちょっと・・どうかな・・それは・・」といって立ち去るチャングム。これまたいつも思うけど、なんで教えてあげないわけ?チャングム〜〜!ってね。普通だったら「なんなのあいつ・・・」ってなっちゃうよね。
シンビにも教えてあげないチャングム。。
ぷぅっとふくれるシンビ。
チャングムとシンビが皇太后に薬を持っていくと、そこには王、皇后、女官長、シン・イクピルなど勢揃いしている。
王がチャングムに「母上を困らせるとはなんたることだ」と叱咤するが、それを皇太后が制止する。
「しかし、この者が母上に難題を出し病状をさらに悪化させたのではと・・」「そうでなない」
王「して答えは何だ?」とチャングムに問うが、すかさず皇太后「答えは私です」「母上?」「そう答えは母です」
「どういうことだ?」と王。
くちごもるチャングムに対して皇太后は「心配ない。そなたを咎めたりせぬ」。そしてチャングムは説明に入る。「
「この方の主な役目は食医でございます」
「母親は子供の食べるもの 着るもの 眠ること 体の調子に気を遣います。 食医とは王様が召し上がってはならない食べ物は何か・・逆に何を召し上がるのが王様のお体に良いのか 昼夜を問わず王様の健康を考えるのが仕事です」「それゆえ明国の皇帝が置いた食医の由来は母なのです」「ですから皇太后様は王様の母君であり食医でもあられます」「またこの方は一家で一番辛いしもべですが 実は全員の師匠だと申し上げたのは 母親というものは子には寒い思いもひもじい思いもさせず
自分は辛くとも 子には平穏を与え 子供のためならばたとえどんなに辛い思いをしても 必死に働くからでございます」「しかし母のこの慈しみがなければ 子は何一つ自分の身に付けることができないのでございます・・・ゆえに母親は一家の最も辛いしもべであり、誰よりも素晴らしい師匠だと思うのです」「生きていればこの世は山ですが・・いなくなればこの世は水に沈むと申しましたのは・・」そして皇太后が重ねる「生きている限り私は王を守る山であるが、私が死ねば王の涙でこの世は海になるであろう・・・」「母である私がどうして王が苦しむことを望むであろうか・・」
「本当にとんでもなく知恵が働く子だ・・」
とにかくその場は、皇太后と王の母と子の絆を再確認させる場となり、一同が母を思う感動の場面となった。
そんなチャングムが心配で近くまで来ていたヨンセン。チャングムの無事を知り、またチャングムの希望を聞かされ喜ぶヨンセン。そしてチャングムが去った時、偶然王ご一行が通りかかる。「見覚えがあるが・・どこの尚宮だ」怖気づくヨンセン。すると長官が「数年前王様にお情けを頂戴したイ・ヨンセンでございます」「そうだったか・・行くぞ・・」と王は去る。
チャングムとウンビの元にシンビが駆け寄る。「大変よ!皇太后様が・・皇太后様が・・・」
皇太后は薬を飲めずに吐いていた。
内医院で会議が続く・・。
34話「王の怒り」
前回の試験から続いて。
シン・イクピルが医術とは?を語る。
「薬ひとつで人の生死を左右してしまう
ゆえに医術に無知と失敗は許されんのだ
無論、傲慢はそれ以上に許されるものではない
傲慢は断定を生む 誤った断定は命をも奪う
名医などおらぬ
謙虚な姿勢で病のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で人のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で自然のすべてを知ろうとする医者
これが医者のなすべきことだ」
なかなか良い事をいいますね。原語を知らないので
どこまで正確にイクピルの”ひととなり”を表しているのか、
詳しくはわからないけど、いい言葉です。
その後、「思い上がっていた自分にようやく気がつきました」
とイクピルのもとを訪れたチャングムに対して、イクピルはまた
名言を重ねる。
「これで悟ったと錯覚するな 人間そう簡単に変われるもの
ではない 特に聡明な者ほどそうだ
医者は聡明な人間ではなく 深みのある人間がよい
深みを持て さもなくば私はいつでもお前に不可を付けるだろう」
「骨に刻み 血に流れるようにせよ」
シン・イクピルは保身や名誉などは頭をかすめもせず、
また女卑することもなく、また媚を売ることなく、
ただ医者の素晴らしさと、医者になる人間のあるべき姿を説くのみ
だった。
時折、チョドンが中心となって話している場面があるが、
普通の展開なら、このチョドンを中心に、チャングムやシンビに
対するイジメが展開しそうだけど、それは避けたようだ。
そのおかげで、チョドンやチョボクがとても一般的な人物として
描かれ、逆に深みのある医女編になったのではないかと思う。
(まぁ、イジメ役はその後史上最強の女が登場するわけだが・・)
ちなみにチョドンは、礼儀作法である腕(手)隠す格好をほとんど
しないで、腕をプラプラさせている。そのへんも感情移入のし易さ
を演出?している気がする。
そんなこんなで、チャングムとシンビ不可三つ・・。
イ・ヒョヌクの粗暴ぶり、それに押されるイクピル。それを立ち聞きするチャングム。ここ、結構立ち聞きしすぎ・・。
イ・ヒョヌクも説明するように言うし。
悩むイクピル。そしてチャングム。
そして、不合格者の発表が行われる。
イクピルはここでデカイ賭けに出る。
全員を不合格にしたのだ。
その発表のさなか、チャングムとシンビはイクピルの真意を悟る。
その結果を報告された左賛成が再試験をし、
また判断基準を強く尋問する。
宴会へ出席させることを命じたイ・ヒョヌクは、それを断ったものを
不可とし、イクピルは、宴会へ行ったものを不可とした。
結果、全員が不合格となったのだ。
ことの真意をしった左賛成は王に報告。
王は激怒し、すべて撤回される。
そして、公正な審査で決定された結果が発表される。
そしてチャングムとシンビには宮中への配属が言い渡される。
という感じでとても気持ちのいいー展開の話でした。
合格を報告するチャングムとそれを聞くミン・ジョンホも、
とってもいい表情をしていますー。
「女官としての宮中」と「医女としての宮中」ではまるっきり
違うということを、チャンドクやミン・ジョンホは危惧するが、
チャングムはそれに耐えることを誓う。
いざ、宮中にはいってみると、厳しい諸先輩方や意地悪な女官に
「足を洗え」など様々な雑用を命じられる。
しかし、次第にチャングムの美容の知識に女官は羨望の眼差しへ・・。
そして、皇后が倒れたという伝達があり、医務官と医女たちは
ある場所に呼び出される。
そこで、最高尚宮となったクミョンと再会することとなる。
(ものすごい形相のクミョン・・・。いやぁ〜な形相・・。)
35話「疑惑」
皇后の体調についての会議が行われている部屋から始まる。
チャングムとクミョンだけは、気が気じゃない・・。(当然だ)
その後、偶然苦しむ皇后のそばにはチャングムしかいない状況ができる。そこへ女官長が現れる。チェ女官長だ。
悪魔でも見たかのような形相で、恐れおののくチェ女官長。
何を話しても、「一体なぜ??なぜお前がここにいる??」という
質問を繰り返すチェ女官長・・。こちらもまた当然だ。
後に語られることだが、もはやミョンイとチャングム親子に対して
怒りではなく、「恐怖」であることがわかるシーンだ。
その後チャングムは懐かしの水刺間(スラッカン)に入り、
昔を懐かしむ。
そこへクミョンが現れる。
「チャングムなの?」
「残念ながら・・・その通りです」
「どうして・・・どうしてなの・・?」
「最高尚宮になられたこと、遅ればせながらおめでとうございます」
「お幸せですか?その座を手にするために大切なものを捨てたんです
ものね」
「お前・・・ここには居られないわよ・・・」
そして間髪入れずにチェ女官長が現れる。
「チェジュ島にいるべきお前がどうして舞い戻ってきた・・」
「お元気そうでなによりです」
「舞い戻ってきて無事に済むと思っているのか?」
「失礼します・・」
そしてさらにユン尚宮(ヨンノ)が現れ慌てふためくヨンノ。
チャングム、そしてチェ一族はあまりに衝撃的な出来事を受け入れられずにいた・・・。チェ一族は「関わったのが間違いでした・・」という一言に集約されるように、チャングムという存在は”恐怖”以外なにものでもなくなっていた。
チャングムはミン尚宮を探す。
ミン尚宮は、隅に追いやられていた。
そしてチャングムは、ミン尚宮とチャンイと再会する。
感動の再会。
そして、これまでの宮中での出来事を色々聞かされる。
そして、ミン尚宮はチャングムをヨンセンの元へつれていく。
ヨンセンはもはやその人生のほとんどをチャングムの無事を祈る
ことのみに費やしていた。ヨンセンにとって実の母、チョン尚宮、
ハン尚宮の亡くなった今、チャングムのみが自身のすべてを
理解してくれる存在となっていた。
ヨンセンは、王に一度お情けをかけてもらっただけで、
2年もほったらかしにされていることで、ただの女官からも
バカにされ続けていた。
「チャングムごめんなさい・・私にもっと魅力があれば、
王様に気に入られて、あなたの無念を晴らせるのに・・」
と、、、もはやすべてを捧げる勢いだ・・。
ここから少し政治的なあれこれが展開される。
チョ・グァンジョ(趙光祖)一派とされる人物の登用を王に
認めてもらおうとする左賛成と、それに反対するオ・ギョモ一派。
左賛成がなぜこのようなことをするかというと、
ようはこれによりオ・ギョモ勢力の勢いを抑えようとする効果を
狙ったものらしい。
ところで、チョ・グァンジョって何?誰?となりますが、
チョ・グァンジョ(趙光祖)とは1482〜1519年に実在した士林派(しりんは)の有識者。(士林派とは当時の政党的なものらしい。)合理的かつ理想的な政治体制をうったえていた新進気鋭の朱子学者。とあります。この朱子学は厳しい身分制度を合理的に治めることのできるとても便利な考え方のため、江戸幕府でも取り入れられた。中宗は一時このチチョ・グァンジョ(趙光祖)を登用するが、その改革があまりに激しすぎて失敗。すぐさま抵抗勢力である勲旧派(くんきゅうは)に糾弾され、土林派の者は死刑や流罪となった。
勲旧派(くんきゅうは)とは、大地主の両班が大半の政党で、オ・ギョモらは勲旧派(くんきゅうは)と思われる。
オ・ギョモらがなぜチョ・グァンジョ一派の登用に反対するかといえば、自分達の立場が危うくなることを危惧してのこと。
(詳しくは 趙光祖や士林派などで検索してみると解説が読めると思います。)
韓国(というか朝鮮王朝)の歴史に馴染みのない日本人にとっては、「え?誰よ?」ってことになるが、基本的に韓国人のなかではある意味では石田三成レベルで有名な人のようだ。だから説明がないのね・・。
ひどいや。
左賛成とミン・ジョンホはオ・ギョモらを呼び出し、
胸のすくようなタンカを切ってこの案件に賛成しなければ
一戦交える覚悟ありと告げる。
また、ミン・ジョンホは個別でチェ・パンスルに対し、
「もしチャングムさんを中傷するようなことがあれば、宣戦布告と
受け止める」と釘をさす。苦々しい顔で見送るパンスル。
医局長のチョン・ユンスもまた保身のため、チャングムを追い出すことをチェ女官長に約束する。。。
それにしても、敵ばっかだなぁ〜。。。。
その後、出来損ないのすっとこどっこい医務官のチボクがチャングムたちを指導することになる。チャングムとシンビは不思議顔。
それにしてもいっつもメモ帳持ってるシンビって可愛いなぁ。
漫画によくある博士みたいなおぼっちゃまみたいで。
周りの医女たちも、なぜチボクに指導させるのか疑心暗鬼。
ユンスには、チャングムを追い出す口実を作るための作戦だった。
シンビはとばっちり。
皇后の診断をする。ヨリ。
その診断を間違いではないのか?と気づくチャングムとシンビ。
ここから先、悪鬼ヨリ様の怒涛の仕打ちがはじまる・・・・・。
ヨリ、頼むから消えてくれ・・。
前回の試験から続いて。
シン・イクピルが医術とは?を語る。
「薬ひとつで人の生死を左右してしまう
ゆえに医術に無知と失敗は許されんのだ
無論、傲慢はそれ以上に許されるものではない
傲慢は断定を生む 誤った断定は命をも奪う
名医などおらぬ
謙虚な姿勢で病のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で人のすべてを知ろうとする医者
謙虚な姿勢で自然のすべてを知ろうとする医者
これが医者のなすべきことだ」
なかなか良い事をいいますね。原語を知らないので
どこまで正確にイクピルの”ひととなり”を表しているのか、
詳しくはわからないけど、いい言葉です。
その後、「思い上がっていた自分にようやく気がつきました」
とイクピルのもとを訪れたチャングムに対して、イクピルはまた
名言を重ねる。
「これで悟ったと錯覚するな 人間そう簡単に変われるもの
ではない 特に聡明な者ほどそうだ
医者は聡明な人間ではなく 深みのある人間がよい
深みを持て さもなくば私はいつでもお前に不可を付けるだろう」
「骨に刻み 血に流れるようにせよ」
シン・イクピルは保身や名誉などは頭をかすめもせず、
また女卑することもなく、また媚を売ることなく、
ただ医者の素晴らしさと、医者になる人間のあるべき姿を説くのみ
だった。
時折、チョドンが中心となって話している場面があるが、
普通の展開なら、このチョドンを中心に、チャングムやシンビに
対するイジメが展開しそうだけど、それは避けたようだ。
そのおかげで、チョドンやチョボクがとても一般的な人物として
描かれ、逆に深みのある医女編になったのではないかと思う。
(まぁ、イジメ役はその後史上最強の女が登場するわけだが・・)
ちなみにチョドンは、礼儀作法である腕(手)隠す格好をほとんど
しないで、腕をプラプラさせている。そのへんも感情移入のし易さ
を演出?している気がする。
そんなこんなで、チャングムとシンビ不可三つ・・。
イ・ヒョヌクの粗暴ぶり、それに押されるイクピル。それを立ち聞きするチャングム。ここ、結構立ち聞きしすぎ・・。
イ・ヒョヌクも説明するように言うし。
悩むイクピル。そしてチャングム。
そして、不合格者の発表が行われる。
イクピルはここでデカイ賭けに出る。
全員を不合格にしたのだ。
その発表のさなか、チャングムとシンビはイクピルの真意を悟る。
その結果を報告された左賛成が再試験をし、
また判断基準を強く尋問する。
宴会へ出席させることを命じたイ・ヒョヌクは、それを断ったものを
不可とし、イクピルは、宴会へ行ったものを不可とした。
結果、全員が不合格となったのだ。
ことの真意をしった左賛成は王に報告。
王は激怒し、すべて撤回される。
そして、公正な審査で決定された結果が発表される。
そしてチャングムとシンビには宮中への配属が言い渡される。
という感じでとても気持ちのいいー展開の話でした。
合格を報告するチャングムとそれを聞くミン・ジョンホも、
とってもいい表情をしていますー。
「女官としての宮中」と「医女としての宮中」ではまるっきり
違うということを、チャンドクやミン・ジョンホは危惧するが、
チャングムはそれに耐えることを誓う。
いざ、宮中にはいってみると、厳しい諸先輩方や意地悪な女官に
「足を洗え」など様々な雑用を命じられる。
しかし、次第にチャングムの美容の知識に女官は羨望の眼差しへ・・。
そして、皇后が倒れたという伝達があり、医務官と医女たちは
ある場所に呼び出される。
そこで、最高尚宮となったクミョンと再会することとなる。
(ものすごい形相のクミョン・・・。いやぁ〜な形相・・。)
35話「疑惑」
皇后の体調についての会議が行われている部屋から始まる。
チャングムとクミョンだけは、気が気じゃない・・。(当然だ)
その後、偶然苦しむ皇后のそばにはチャングムしかいない状況ができる。そこへ女官長が現れる。チェ女官長だ。
悪魔でも見たかのような形相で、恐れおののくチェ女官長。
何を話しても、「一体なぜ??なぜお前がここにいる??」という
質問を繰り返すチェ女官長・・。こちらもまた当然だ。
後に語られることだが、もはやミョンイとチャングム親子に対して
怒りではなく、「恐怖」であることがわかるシーンだ。
その後チャングムは懐かしの水刺間(スラッカン)に入り、
昔を懐かしむ。
そこへクミョンが現れる。
「チャングムなの?」
「残念ながら・・・その通りです」
「どうして・・・どうしてなの・・?」
「最高尚宮になられたこと、遅ればせながらおめでとうございます」
「お幸せですか?その座を手にするために大切なものを捨てたんです
ものね」
「お前・・・ここには居られないわよ・・・」
そして間髪入れずにチェ女官長が現れる。
「チェジュ島にいるべきお前がどうして舞い戻ってきた・・」
「お元気そうでなによりです」
「舞い戻ってきて無事に済むと思っているのか?」
「失礼します・・」
そしてさらにユン尚宮(ヨンノ)が現れ慌てふためくヨンノ。
チャングム、そしてチェ一族はあまりに衝撃的な出来事を受け入れられずにいた・・・。チェ一族は「関わったのが間違いでした・・」という一言に集約されるように、チャングムという存在は”恐怖”以外なにものでもなくなっていた。
チャングムはミン尚宮を探す。
ミン尚宮は、隅に追いやられていた。
そしてチャングムは、ミン尚宮とチャンイと再会する。
感動の再会。
そして、これまでの宮中での出来事を色々聞かされる。
そして、ミン尚宮はチャングムをヨンセンの元へつれていく。
ヨンセンはもはやその人生のほとんどをチャングムの無事を祈る
ことのみに費やしていた。ヨンセンにとって実の母、チョン尚宮、
ハン尚宮の亡くなった今、チャングムのみが自身のすべてを
理解してくれる存在となっていた。
ヨンセンは、王に一度お情けをかけてもらっただけで、
2年もほったらかしにされていることで、ただの女官からも
バカにされ続けていた。
「チャングムごめんなさい・・私にもっと魅力があれば、
王様に気に入られて、あなたの無念を晴らせるのに・・」
と、、、もはやすべてを捧げる勢いだ・・。
ここから少し政治的なあれこれが展開される。
チョ・グァンジョ(趙光祖)一派とされる人物の登用を王に
認めてもらおうとする左賛成と、それに反対するオ・ギョモ一派。
左賛成がなぜこのようなことをするかというと、
ようはこれによりオ・ギョモ勢力の勢いを抑えようとする効果を
狙ったものらしい。
ところで、チョ・グァンジョって何?誰?となりますが、
チョ・グァンジョ(趙光祖)とは1482〜1519年に実在した士林派(しりんは)の有識者。(士林派とは当時の政党的なものらしい。)合理的かつ理想的な政治体制をうったえていた新進気鋭の朱子学者。とあります。この朱子学は厳しい身分制度を合理的に治めることのできるとても便利な考え方のため、江戸幕府でも取り入れられた。中宗は一時このチチョ・グァンジョ(趙光祖)を登用するが、その改革があまりに激しすぎて失敗。すぐさま抵抗勢力である勲旧派(くんきゅうは)に糾弾され、土林派の者は死刑や流罪となった。
勲旧派(くんきゅうは)とは、大地主の両班が大半の政党で、オ・ギョモらは勲旧派(くんきゅうは)と思われる。
オ・ギョモらがなぜチョ・グァンジョ一派の登用に反対するかといえば、自分達の立場が危うくなることを危惧してのこと。
(詳しくは 趙光祖や士林派などで検索してみると解説が読めると思います。)
韓国(というか朝鮮王朝)の歴史に馴染みのない日本人にとっては、「え?誰よ?」ってことになるが、基本的に韓国人のなかではある意味では石田三成レベルで有名な人のようだ。だから説明がないのね・・。
ひどいや。
左賛成とミン・ジョンホはオ・ギョモらを呼び出し、
胸のすくようなタンカを切ってこの案件に賛成しなければ
一戦交える覚悟ありと告げる。
また、ミン・ジョンホは個別でチェ・パンスルに対し、
「もしチャングムさんを中傷するようなことがあれば、宣戦布告と
受け止める」と釘をさす。苦々しい顔で見送るパンスル。
医局長のチョン・ユンスもまた保身のため、チャングムを追い出すことをチェ女官長に約束する。。。
それにしても、敵ばっかだなぁ〜。。。。
その後、出来損ないのすっとこどっこい医務官のチボクがチャングムたちを指導することになる。チャングムとシンビは不思議顔。
それにしてもいっつもメモ帳持ってるシンビって可愛いなぁ。
漫画によくある博士みたいなおぼっちゃまみたいで。
周りの医女たちも、なぜチボクに指導させるのか疑心暗鬼。
ユンスには、チャングムを追い出す口実を作るための作戦だった。
シンビはとばっちり。
皇后の診断をする。ヨリ。
その診断を間違いではないのか?と気づくチャングムとシンビ。
ここから先、悪鬼ヨリ様の怒涛の仕打ちがはじまる・・・・・。
ヨリ、頼むから消えてくれ・・。
32話「無罪放免」
それにしても、このタイトルはねぇーだろー。いきなり展開丸わかり・・。
敵の大将を治療したことが、仇となって疑われるチャングム。
いつもはどーしよーもないオ・ギョモが言う「治療のフリをすればよかったのだ」も一理あったりして。いつもながらオ・ギョモにイライラしながら見ていつつも「あぁ〜」と納得。
この時のオ・ギョモは特にチャングムを糾弾しようとしていないだけに、普通にカタブツおっさんとしての意見だったんだなぁと。
結局は、なんだかんだで事の真実が王様に伝わって無事に無罪放免。
キム・チソンが戻ることでミン・ジョンホは宮中に呼び戻されることになるのだが、ミン・ジョンホはどーしてもチャングムと離れるのが嫌みたいだ。
そしてまた、チョン・ウンベクは断固チャングムの意志を否定。
医女試験のことも秘密にする。(ひどいなぁ・・でも理解できる・・
うん)
久しぶりにチャングムが料理していて「オナラ」が流れる。
なるほど〜と。
なぜかパク・クマン(チャングム好きの水軍兵士)も一緒にご飯を食べている。ちなみに、毎回そうですが男尊女卑の激しい儒教国家であったため、チャングムやトックの妻の二人は女性であるため一緒に食事ができない。
(女性が食事を作り、男性に食べさせて残り物を女性があとから食べる)というのが通例とか。
しかし「チャングムの誓い」ではチャンドクがたまに一緒に食っていたりするし、トックとトックの妻は29話でも一緒にアヒル食ってた。
この家庭だけはトックが作って一緒に食べる。という反儒教派(?)。
それはおいといても、ひどい男尊女卑だったのですね。
あたらめてチャングムの偉大さを痛感します。
その後、チェジュ島に戻る途中でハン尚宮の墓を作っているところに現れ、注意してきた少年(キム・チソンのご子息)。チャングムはその少年の病気を治療する。
そこで、都で医女試験があることを知らせる。
全員で一斉に宮中に戻り試験をうける。
なんか、トックとパク・クマン、チャングムのでこぼこ三人組のロードムービーみたいで面白い。(なんだそれ・・)
試験官にチョン・ウンベクがいて、尚もチャングムが医女になることを拒む。しかし無事合格。ここに医女チャングムが誕生(?)
このあたりまでくると、この程度のピンチは軽くクリアできそうって思いながら観てしまう・・。(ははは)
最後に新しい師匠となるシン・イクピルが登場!
「私の教えは絶対で、それに応じられないものは今のうちに出て行け」
という出鼻をくじく発言にゲッソリ。
現代人なら、半数はこの時点で帰っちゃいそうですな・・。
33話「うぬぼれ」
シン・イクピルの医女修練についての心得が延々叩き込まれる。
不可が3つで落第となる。といい最後に「チャングム、お前は不可が一つ」と言い放つ。チャングム目を丸くして「ぇ・・えぇ〜!?」と。
そりゃーそーなるよなぁ〜。理不尽だもの。(一見)。
まぁ後々、このシン・イクピルの厳しさは一貫した概念からきていて、
医者とはなにかという命題に則っていることを知る。
とにかく答えたがりのチャングムを知らん振りのイクピル。
自分は初めて観たとき、そのイクピルの態度にイラっときてた。
どんな理由があるにせよ、意地悪すぎる。ってね。
チャングムが女官になるため宮中に初めて入った時と同じ感覚で
観ることができる楽しい話でもあった。「オナラ」も随所で聴けた。
そしてヨンセンに代わる(笑)親友、シンビと出会うことになる。
その後変わって登場の先生・・。みるからに悪者顔。
ゆえに、聡明なチャングムに素直に良い評価をする。
要はどーでもいいわけだ。医者がなんだとかそういうことは
ほったらかしなわけ。現代にも通じるんじゃないでしょか。
だって技術があってテストの点がよければ医者になれるんでしょ?
今は。(よく知らないけども)
チャングムの誰をも凌ぐ聡明さ、負けん気、力強さ、根性・・そのすべてがシン・イクピルが考える医者の条件に反していたわけだ・・。
それとは逆に、シンビの自信のなさ、謙虚さ、勤勉さがすべて適合していた。。
どれほど説明してもどれほど炊事洗濯をかってでても決して認めようとしないイクピル。
イ・ヒョヌクが宴会に出ろと修練生に命じたが、チャングムとシンビだけ参加しなかった。
残った二人でイクピルの授業を受けることになったわけだけど、
ここでも、自信満々で聡明快活なチャングムと、自信がなく謙虚なシンビの差が浮き彫りになる。
チャングムは1分もかからず診察した患者を、シンビは10日かかると言い出し、チャングムはまだなぜシンビが良い評価なのか理解できずにいた。
しかしその後、地道なシンビの問診をそばでみているうちに、チャングムはすべてに気づくことになる。
知識にうぬぼれて即答した自分の診断に誤りがあったこと、自信がないゆえに入念に調べ上げて結果的に正しい診断に辿りつくシンビの深みを。
謙虚であることが一番大切なんだと気づく・・・。
ってな話なんですが、
なんだか正直な話すると、実際は習慣だからと宴会に出ることを言われ、それに応じないチャングムやシンビのような人って、一般的には嫌われてしまうんでしょうね。残念ながら。
どんくさくて、「自信がないから・・・出来が悪いから・・」といつも一人で隅にいる人、、。
周りの気にせず、率先して手をあげて答えたり、誘いも受けずひたすら勉強している人・・・。どちらもね・・。
でも、本当はただの嫉妬で、実は尊敬しているんでしょうね。こういう人たちを。
それにしても、このタイトルはねぇーだろー。いきなり展開丸わかり・・。
敵の大将を治療したことが、仇となって疑われるチャングム。
いつもはどーしよーもないオ・ギョモが言う「治療のフリをすればよかったのだ」も一理あったりして。いつもながらオ・ギョモにイライラしながら見ていつつも「あぁ〜」と納得。
この時のオ・ギョモは特にチャングムを糾弾しようとしていないだけに、普通にカタブツおっさんとしての意見だったんだなぁと。
結局は、なんだかんだで事の真実が王様に伝わって無事に無罪放免。
キム・チソンが戻ることでミン・ジョンホは宮中に呼び戻されることになるのだが、ミン・ジョンホはどーしてもチャングムと離れるのが嫌みたいだ。
そしてまた、チョン・ウンベクは断固チャングムの意志を否定。
医女試験のことも秘密にする。(ひどいなぁ・・でも理解できる・・
うん)
久しぶりにチャングムが料理していて「オナラ」が流れる。
なるほど〜と。
なぜかパク・クマン(チャングム好きの水軍兵士)も一緒にご飯を食べている。ちなみに、毎回そうですが男尊女卑の激しい儒教国家であったため、チャングムやトックの妻の二人は女性であるため一緒に食事ができない。
(女性が食事を作り、男性に食べさせて残り物を女性があとから食べる)というのが通例とか。
しかし「チャングムの誓い」ではチャンドクがたまに一緒に食っていたりするし、トックとトックの妻は29話でも一緒にアヒル食ってた。
この家庭だけはトックが作って一緒に食べる。という反儒教派(?)。
それはおいといても、ひどい男尊女卑だったのですね。
あたらめてチャングムの偉大さを痛感します。
その後、チェジュ島に戻る途中でハン尚宮の墓を作っているところに現れ、注意してきた少年(キム・チソンのご子息)。チャングムはその少年の病気を治療する。
そこで、都で医女試験があることを知らせる。
全員で一斉に宮中に戻り試験をうける。
なんか、トックとパク・クマン、チャングムのでこぼこ三人組のロードムービーみたいで面白い。(なんだそれ・・)
試験官にチョン・ウンベクがいて、尚もチャングムが医女になることを拒む。しかし無事合格。ここに医女チャングムが誕生(?)
このあたりまでくると、この程度のピンチは軽くクリアできそうって思いながら観てしまう・・。(ははは)
最後に新しい師匠となるシン・イクピルが登場!
「私の教えは絶対で、それに応じられないものは今のうちに出て行け」
という出鼻をくじく発言にゲッソリ。
現代人なら、半数はこの時点で帰っちゃいそうですな・・。
33話「うぬぼれ」
シン・イクピルの医女修練についての心得が延々叩き込まれる。
不可が3つで落第となる。といい最後に「チャングム、お前は不可が一つ」と言い放つ。チャングム目を丸くして「ぇ・・えぇ〜!?」と。
そりゃーそーなるよなぁ〜。理不尽だもの。(一見)。
まぁ後々、このシン・イクピルの厳しさは一貫した概念からきていて、
医者とはなにかという命題に則っていることを知る。
とにかく答えたがりのチャングムを知らん振りのイクピル。
自分は初めて観たとき、そのイクピルの態度にイラっときてた。
どんな理由があるにせよ、意地悪すぎる。ってね。
チャングムが女官になるため宮中に初めて入った時と同じ感覚で
観ることができる楽しい話でもあった。「オナラ」も随所で聴けた。
そしてヨンセンに代わる(笑)親友、シンビと出会うことになる。
その後変わって登場の先生・・。みるからに悪者顔。
ゆえに、聡明なチャングムに素直に良い評価をする。
要はどーでもいいわけだ。医者がなんだとかそういうことは
ほったらかしなわけ。現代にも通じるんじゃないでしょか。
だって技術があってテストの点がよければ医者になれるんでしょ?
今は。(よく知らないけども)
チャングムの誰をも凌ぐ聡明さ、負けん気、力強さ、根性・・そのすべてがシン・イクピルが考える医者の条件に反していたわけだ・・。
それとは逆に、シンビの自信のなさ、謙虚さ、勤勉さがすべて適合していた。。
どれほど説明してもどれほど炊事洗濯をかってでても決して認めようとしないイクピル。
イ・ヒョヌクが宴会に出ろと修練生に命じたが、チャングムとシンビだけ参加しなかった。
残った二人でイクピルの授業を受けることになったわけだけど、
ここでも、自信満々で聡明快活なチャングムと、自信がなく謙虚なシンビの差が浮き彫りになる。
チャングムは1分もかからず診察した患者を、シンビは10日かかると言い出し、チャングムはまだなぜシンビが良い評価なのか理解できずにいた。
しかしその後、地道なシンビの問診をそばでみているうちに、チャングムはすべてに気づくことになる。
知識にうぬぼれて即答した自分の診断に誤りがあったこと、自信がないゆえに入念に調べ上げて結果的に正しい診断に辿りつくシンビの深みを。
謙虚であることが一番大切なんだと気づく・・・。
ってな話なんですが、
なんだか正直な話すると、実際は習慣だからと宴会に出ることを言われ、それに応じないチャングムやシンビのような人って、一般的には嫌われてしまうんでしょうね。残念ながら。
どんくさくて、「自信がないから・・・出来が悪いから・・」といつも一人で隅にいる人、、。
周りの気にせず、率先して手をあげて答えたり、誘いも受けずひたすら勉強している人・・・。どちらもね・・。
でも、本当はただの嫉妬で、実は尊敬しているんでしょうね。こういう人たちを。
前日に引き続き、レビュー(?)を書いてみまっす。
30話「新たなる挑戦」
チャンドクの真意を知り、チャングムは医女になる決意をする。
そしてチャンドクのもとへ。
チャンドク「宮中に戻りたいんでしょ?」
「なぜ戻りたいか理由も聞かずに・・・」
「それを聞いてどうすの?」
「い・・いえ別にどうもしませんけど・・」
と、チャンドクはつくづくカッコイイ。
続けざまに、現れた見習い達の問答をことごとく切り返すチャンドク。
うーん実に小気味いい台詞回し。(日本語版だけど)
すごい雪が降っていますね。外ロケ。
前から気になっていたけど、「チャングムの誓い」は屋外のロケで天候は気にしない主義みたいだね。普通はつながりだのなんだので天候変化を待ったりするんですが、すごい雨でもジャンジャン撮影してましたねー。殺人的スケジュールが垣間見えます。(余談)
「青・赤・黄・白・黒」の五色診については、いわゆる韓方医学の基本中の基本としてNHKBS2特番でも紹介されていました。これに脈診、問診などを加え、総合的に患者の病状を判断し対処する。とのこと
脈診も実に興味深く先生が解説していた。(また余談)
その後、ミン・ジョンホの統括する兵隊全員の顔色を診察したりと、ミン・ジョンホの全面的なバックアップがスタート。
そしてミンの旦那の猛烈アピールが開始。
「しかしチャングムさんはひどいなぁ。兵士たちのことは診る(見る)のに、私のことは診て(見て)くれないんですか?」
チャングム微笑む。
「診て(見て)下さい」
「わかりました」
とチャングムがものすごい可愛い顔でミン・ジョンホを見る。
そして互いが互いに惹かれあっていることを実感しつつも、
気まずいムードになる。
バツの悪そうに「どうですか?」とミン・ジョンホ。
「お顔が赤いです・・熱症が考えられます」
「たしかに・・・熱ならあります」
このミン・ジョンホの告白に、チャングムも完全に気づきうつむく。
いやー、このかけあい・・。とても純粋で初々しくありつつも、
情熱的ですらあります。二人ともその雰囲気を持っている役者さん。
という気がします。
しかし・・その後、そのドキドキと踏み込んではいけないという
思いを”勉強”でかき消すあたり・・チャングムですなぁ〜。
チャンドクはひどいなぁ〜「全部覚えろ」って教育方針・・。
そして宮中では、宮廷の隅で独り泣いていたヨンセンだが、王様から声をかけられる。
一方クミョンは、チェ一族の担い手(見習いの子供)に対してハン尚宮とチャングムと同じ教育方針を行おうとする。それをチェ最高尚宮に知られる。ここでチェ最高尚宮とクミョンの問答はチェ一族全体が抱えるもろさでもあった。
その後・・。ヨンセンは王と夜を共にすることとなる・・。
チャングムの親友ヨンセンが、いきなりぶち抜きでチェ一族を超えた・・。
しかし、ミン尚宮って・・ほんとに男性経験ないの?ってほどに
お姉ぶり発揮してないか?ってね。慣れればなんてことないのよ〜
とか、全部想像でもの言ってるのか?この人。(笑)
そして、チャングムをつれて診察に行った先でチャンドクは他の医者からもらった処方箋をみて驚く。「ニセ医者だ!」そしてチャンドクはニセ医者を探す。するとびっくりその医者は菜園のチョン・ウンベクだった。
何気に誰よりも重要なキーマンだったりして。ウンベク。
その後、チャングムはウンベクに医女になることを打ち明ける。
さらにその動機が復讐のためだとも。
それに対して断固反対するウンベク。
医者とは何か?っていう問答なわけだが、ここまでチャングムを観てきた視聴者にとっては、どちらも正しいと思えてしまうから切ない。
その後チャンドクは自分もチャングムと同じであることを告げる。
この時チャンドクが話す「人を生かす薬を覚え同時に殺す薬も覚えた」
の一言は考えさせられる。たしかに現代でも医術を学ぶ上で、良い処方がなぜ良いのか?を学ぶことは、悪い処方がなぜ悪いかを学ぶことでもあるわけで・・。これは医術に限らず、必ず表裏一体で付きまとうものなのだと思う。
人の生死に直面する医者にとっては、技術でも知識でもなくまずは人間性が大切なのだな・・とあらためて思う・・。(今更)
そしてチャンドクは、まず己の復讐心と医術を天秤にかけて医術を取った。それもチャングムの目の前で。
視聴者である自分も、チャングムと一緒に悩むことになる・・。
はり
31話「初めての鍼」
ついにチャングムも鍼(はり)を学びはじめる。
とにかく、チャングムは体中のツボの位置をすべて覚えるために勉強する。しかしチャングムは練習中に失敗してしまい、自信を失う。
ミン・ジョンホの「誰にでも失敗はあります」の言葉に対して
チャングムは「医者が犯す失敗だけが人の命を奪う」とありました。
それはちょっと違うかな。って思っちゃった・・。(急に水を挿すようですが)だって、おそらくはどんな仕事をしていても結果、人の命を奪う形になってしまう失敗はあるからです。原語ではどうなっていたのか気になりますが、ここは受け流そっと。
チャングムに会いにきたカン・ドックが倒れチャングムが呼ばれる。
鍼を打とうするが、やはりできない・・。
その後トックから、子が死んだことを知らされるチャングムだが、わりとさっぱりしてる・・。イルトに引き続き、トック家では子がことごとく死亡しているのにも関わらず、告げるトックも聞くチャングムもかなりすぅーっと流す・・。(は・・はは・・)
ミン・ジョンホと水軍が馬を献上するためにチョルラドに行ってしまっている間、「倭寇」が島を襲撃する。。
「倭寇」・・・登場しましたね・・・。
限りなく、日本の軍を意識したつくりです・・。
実際、豊臣軍が朝鮮にいくのは、チャングムの時代より70年後のわけで・・・、日本軍(特に九州勢)が秘密裏に朝鮮を制圧しようとした記述はないわけだから、ほんとはあんな軍様式の姿はおかしい。
「倭寇」=「日本人」を根強く意識した感じなんですね〜。。
豆辞典でも言っていたけど、倭寇はこの時代日本人以外も大勢いた。
(ちなみに倭寇とは、朝鮮半島や中国海域で暴れまわった海賊。そのほとんどが朝鮮人と中国人で日本人は2割しかいなかったとも言われています。一説ではその集団の発祥すら日本ではなかったという記述もあるようです。ですのであまり倭寇=日本人と考えて罪の意識に苛まれる必要はないかもしれません)
そんなこんなもありチャングムを観ていて、一番嫌な話かもしれない。まぁ・・ひどいことは言ったが、無抵抗の人間を殺めたりしてないだけよかったかなぁ〜。結果チャングムの成長に一役かってたし・・。
そして
ミン・ジョンホとチャングムの密書による倭寇掃討作戦が決行される。
この話も前話同様、チャングムとミン・ジョンホの確かめ合うシーンがはいっていた。この話ではチャングムもしっかりとミン・ジョンホを見ているということを告げる。手を握ることもうまくいった。(笑)
しっかしチャングムが幸せな感じになればなるほど、辛いことが待っているんじゃないかと、視聴者も不安になりながら観ていますよね。。
・・・・またもや連行ですか・・。
つらいつらい。
30話「新たなる挑戦」
チャンドクの真意を知り、チャングムは医女になる決意をする。
そしてチャンドクのもとへ。
チャンドク「宮中に戻りたいんでしょ?」
「なぜ戻りたいか理由も聞かずに・・・」
「それを聞いてどうすの?」
「い・・いえ別にどうもしませんけど・・」
と、チャンドクはつくづくカッコイイ。
続けざまに、現れた見習い達の問答をことごとく切り返すチャンドク。
うーん実に小気味いい台詞回し。(日本語版だけど)
すごい雪が降っていますね。外ロケ。
前から気になっていたけど、「チャングムの誓い」は屋外のロケで天候は気にしない主義みたいだね。普通はつながりだのなんだので天候変化を待ったりするんですが、すごい雨でもジャンジャン撮影してましたねー。殺人的スケジュールが垣間見えます。(余談)
「青・赤・黄・白・黒」の五色診については、いわゆる韓方医学の基本中の基本としてNHKBS2特番でも紹介されていました。これに脈診、問診などを加え、総合的に患者の病状を判断し対処する。とのこと
脈診も実に興味深く先生が解説していた。(また余談)
その後、ミン・ジョンホの統括する兵隊全員の顔色を診察したりと、ミン・ジョンホの全面的なバックアップがスタート。
そしてミンの旦那の猛烈アピールが開始。
「しかしチャングムさんはひどいなぁ。兵士たちのことは診る(見る)のに、私のことは診て(見て)くれないんですか?」
チャングム微笑む。
「診て(見て)下さい」
「わかりました」
とチャングムがものすごい可愛い顔でミン・ジョンホを見る。
そして互いが互いに惹かれあっていることを実感しつつも、
気まずいムードになる。
バツの悪そうに「どうですか?」とミン・ジョンホ。
「お顔が赤いです・・熱症が考えられます」
「たしかに・・・熱ならあります」
このミン・ジョンホの告白に、チャングムも完全に気づきうつむく。
いやー、このかけあい・・。とても純粋で初々しくありつつも、
情熱的ですらあります。二人ともその雰囲気を持っている役者さん。
という気がします。
しかし・・その後、そのドキドキと踏み込んではいけないという
思いを”勉強”でかき消すあたり・・チャングムですなぁ〜。
チャンドクはひどいなぁ〜「全部覚えろ」って教育方針・・。
そして宮中では、宮廷の隅で独り泣いていたヨンセンだが、王様から声をかけられる。
一方クミョンは、チェ一族の担い手(見習いの子供)に対してハン尚宮とチャングムと同じ教育方針を行おうとする。それをチェ最高尚宮に知られる。ここでチェ最高尚宮とクミョンの問答はチェ一族全体が抱えるもろさでもあった。
その後・・。ヨンセンは王と夜を共にすることとなる・・。
チャングムの親友ヨンセンが、いきなりぶち抜きでチェ一族を超えた・・。
しかし、ミン尚宮って・・ほんとに男性経験ないの?ってほどに
お姉ぶり発揮してないか?ってね。慣れればなんてことないのよ〜
とか、全部想像でもの言ってるのか?この人。(笑)
そして、チャングムをつれて診察に行った先でチャンドクは他の医者からもらった処方箋をみて驚く。「ニセ医者だ!」そしてチャンドクはニセ医者を探す。するとびっくりその医者は菜園のチョン・ウンベクだった。
何気に誰よりも重要なキーマンだったりして。ウンベク。
その後、チャングムはウンベクに医女になることを打ち明ける。
さらにその動機が復讐のためだとも。
それに対して断固反対するウンベク。
医者とは何か?っていう問答なわけだが、ここまでチャングムを観てきた視聴者にとっては、どちらも正しいと思えてしまうから切ない。
その後チャンドクは自分もチャングムと同じであることを告げる。
この時チャンドクが話す「人を生かす薬を覚え同時に殺す薬も覚えた」
の一言は考えさせられる。たしかに現代でも医術を学ぶ上で、良い処方がなぜ良いのか?を学ぶことは、悪い処方がなぜ悪いかを学ぶことでもあるわけで・・。これは医術に限らず、必ず表裏一体で付きまとうものなのだと思う。
人の生死に直面する医者にとっては、技術でも知識でもなくまずは人間性が大切なのだな・・とあらためて思う・・。(今更)
そしてチャンドクは、まず己の復讐心と医術を天秤にかけて医術を取った。それもチャングムの目の前で。
視聴者である自分も、チャングムと一緒に悩むことになる・・。
はり
31話「初めての鍼」
ついにチャングムも鍼(はり)を学びはじめる。
とにかく、チャングムは体中のツボの位置をすべて覚えるために勉強する。しかしチャングムは練習中に失敗してしまい、自信を失う。
ミン・ジョンホの「誰にでも失敗はあります」の言葉に対して
チャングムは「医者が犯す失敗だけが人の命を奪う」とありました。
それはちょっと違うかな。って思っちゃった・・。(急に水を挿すようですが)だって、おそらくはどんな仕事をしていても結果、人の命を奪う形になってしまう失敗はあるからです。原語ではどうなっていたのか気になりますが、ここは受け流そっと。
チャングムに会いにきたカン・ドックが倒れチャングムが呼ばれる。
鍼を打とうするが、やはりできない・・。
その後トックから、子が死んだことを知らされるチャングムだが、わりとさっぱりしてる・・。イルトに引き続き、トック家では子がことごとく死亡しているのにも関わらず、告げるトックも聞くチャングムもかなりすぅーっと流す・・。(は・・はは・・)
ミン・ジョンホと水軍が馬を献上するためにチョルラドに行ってしまっている間、「倭寇」が島を襲撃する。。
「倭寇」・・・登場しましたね・・・。
限りなく、日本の軍を意識したつくりです・・。
実際、豊臣軍が朝鮮にいくのは、チャングムの時代より70年後のわけで・・・、日本軍(特に九州勢)が秘密裏に朝鮮を制圧しようとした記述はないわけだから、ほんとはあんな軍様式の姿はおかしい。
「倭寇」=「日本人」を根強く意識した感じなんですね〜。。
豆辞典でも言っていたけど、倭寇はこの時代日本人以外も大勢いた。
(ちなみに倭寇とは、朝鮮半島や中国海域で暴れまわった海賊。そのほとんどが朝鮮人と中国人で日本人は2割しかいなかったとも言われています。一説ではその集団の発祥すら日本ではなかったという記述もあるようです。ですのであまり倭寇=日本人と考えて罪の意識に苛まれる必要はないかもしれません)
そんなこんなもありチャングムを観ていて、一番嫌な話かもしれない。まぁ・・ひどいことは言ったが、無抵抗の人間を殺めたりしてないだけよかったかなぁ〜。結果チャングムの成長に一役かってたし・・。
そして
ミン・ジョンホとチャングムの密書による倭寇掃討作戦が決行される。
この話も前話同様、チャングムとミン・ジョンホの確かめ合うシーンがはいっていた。この話ではチャングムもしっかりとミン・ジョンホを見ているということを告げる。手を握ることもうまくいった。(笑)
しっかしチャングムが幸せな感じになればなるほど、辛いことが待っているんじゃないかと、視聴者も不安になりながら観ていますよね。。
・・・・またもや連行ですか・・。
つらいつらい。
NHKBS2にてアンコール集中再放送(後半)がやっと始まりました。なにゆえ前半集中放送から何ヶ月も後になって放送するのか、よーわかりませんが、まぁめでたくアンコール再放送が始まったことだし、今更ながらレビューなんぞを書いてみよっかな。などと思っております。いきなり28話から。(笑)
28話「助け舟」
27話ですべてを奪い取られてしまったわけですが、、一般的な視聴者の中には3通りほど感想があったのではないかと思う。
1・「この恨み晴らさでおくものか・・」といわんばかりにチェ一族廃絶を願い、助けられるものなら自分がチャングムを助けたいと思ったり。
2・ハン尚宮(最高尚宮)が亡くなってしまった事実を受け止められずに、抜け殻のようになって「この先・・チャングム面白いのかな・・」と疑心暗鬼になったり。
3・特になんとも思わなかったり。
という感じ。(笑)
ともかく自分は「1」だった。要するに一番ベタぁーにハマった口。
とにかく28話はチャングムが追放になってしまったこと、ハン尚宮が亡くなってしまった事実を登場人物が受け止める話。
また、ミン・ジョンホが始めて自分の命を救ったのがチャングムだということを知らされることになるわけだけど、職を辞してまでチャングムを追いかけ、ある種ミン・ジョンホの心が「恋心」から「愛」へ昇華した話でもあった。
一方、当の本人チャングムは、怒涛のごとくとんだ脱走常習犯となっていた。まるで追いかけっこをしている子供のように、それでいて何かにとり憑かれたかのように、無心で脱走を繰り返す。
正直「こいつバカか?」と思うほどだった・・。
最終的には名医チャンドクとの運命的な出会いをすることになるわけだ。別の記事でも書いたけど、チャンドクは実在の人物ではあるけど、本当はチャングムの生きた時代には存在しない。(少し前の人)
これはこのドラマ最大の歪曲であり、でっちあげであり、それでいて、
これ以上ない秀逸な引き合わせの演出であった。
この思い切りのいい脚本に踏み切った脚本家と監督に拍手。
時代劇の前にエンターテイメントだってことを全面に打ち出しているんだなぁ〜と関心。(反感をかってしまう恐れがあるのに)
どちらにせよ27話に引き続き、辛い話でした。
29話「一筋の光」
周りから尊敬されるチャンドクを、強い猜疑心で一切信用しようとしないチャングム。まぁ仕方ないか。と思えたりもするけど、なんだか嫌な感じもありましたね。それでもチャンドクは媚を売ろうとはせずに、同じやり方を貫く。そのすべてがチャングムを逆撫ですることになってはいるのだけど、お構いなし。チャンドクのデカさを感じる話。
一方で、カン・ドックはチャングムは無実だ。という強い意志の上で例の”あひる”を全部回収して3ヶ月も食べ続ける。もちろん女房も一緒に。3ヶ月は飽きるだろうけど、妙に旨そうだったなぁ〜。その昔のジャッキー・チェンのカンフー映画でむさぼっている飯のように、口の周りをテラテラさせながら食べているアヒル料理は旨そうだった。
カン・ドック・・チャングムの心配と夜伽は別腹といわんばかりに、目がおかしくなったのもアヒル料理のおかげらしい。私の勝手な調べ(年表)によると、この時カン・ドックは52歳だから、元気なおっさんです。52歳であの凶暴な妻を御懐妊させた威力には感服です。
また水刺間(スラッカン)では完全にチェ一族による支配が行われているわけだけど、ほんとヨンセンが可哀想だった。
ミン尚宮とチャンイはなんとかなっちゃう感じだしね。
ある種、一番孤独感があったんじゃないでしょうか・・。ヨンセン。
そしてチャングムはチャンドクの真意を知ることになっていくわけですが、こうなってもチャンドクは態度を変えることなくチャングムに接する。デカいなぁ〜。この人。
そして医女が宮中よりお呼びがかかることを知り、チャングムは一筋の光を見出す。そして医女になる決意をする。
大長今とまで言われた人物にしては医術への動機が、いささか不純な気も致しますが、それもこれもすべては二人の母の”志”という形のないものに突き動かされたチャングムの真っ直ぐな行動の一つなのだと自分は思います。
辛く険しい道の始まりです・・・・。
(チャングムってこれだから嫌だね・・。なんつって)
28話「助け舟」
27話ですべてを奪い取られてしまったわけですが、、一般的な視聴者の中には3通りほど感想があったのではないかと思う。
1・「この恨み晴らさでおくものか・・」といわんばかりにチェ一族廃絶を願い、助けられるものなら自分がチャングムを助けたいと思ったり。
2・ハン尚宮(最高尚宮)が亡くなってしまった事実を受け止められずに、抜け殻のようになって「この先・・チャングム面白いのかな・・」と疑心暗鬼になったり。
3・特になんとも思わなかったり。
という感じ。(笑)
ともかく自分は「1」だった。要するに一番ベタぁーにハマった口。
とにかく28話はチャングムが追放になってしまったこと、ハン尚宮が亡くなってしまった事実を登場人物が受け止める話。
また、ミン・ジョンホが始めて自分の命を救ったのがチャングムだということを知らされることになるわけだけど、職を辞してまでチャングムを追いかけ、ある種ミン・ジョンホの心が「恋心」から「愛」へ昇華した話でもあった。
一方、当の本人チャングムは、怒涛のごとくとんだ脱走常習犯となっていた。まるで追いかけっこをしている子供のように、それでいて何かにとり憑かれたかのように、無心で脱走を繰り返す。
正直「こいつバカか?」と思うほどだった・・。
最終的には名医チャンドクとの運命的な出会いをすることになるわけだ。別の記事でも書いたけど、チャンドクは実在の人物ではあるけど、本当はチャングムの生きた時代には存在しない。(少し前の人)
これはこのドラマ最大の歪曲であり、でっちあげであり、それでいて、
これ以上ない秀逸な引き合わせの演出であった。
この思い切りのいい脚本に踏み切った脚本家と監督に拍手。
時代劇の前にエンターテイメントだってことを全面に打ち出しているんだなぁ〜と関心。(反感をかってしまう恐れがあるのに)
どちらにせよ27話に引き続き、辛い話でした。
29話「一筋の光」
周りから尊敬されるチャンドクを、強い猜疑心で一切信用しようとしないチャングム。まぁ仕方ないか。と思えたりもするけど、なんだか嫌な感じもありましたね。それでもチャンドクは媚を売ろうとはせずに、同じやり方を貫く。そのすべてがチャングムを逆撫ですることになってはいるのだけど、お構いなし。チャンドクのデカさを感じる話。
一方で、カン・ドックはチャングムは無実だ。という強い意志の上で例の”あひる”を全部回収して3ヶ月も食べ続ける。もちろん女房も一緒に。3ヶ月は飽きるだろうけど、妙に旨そうだったなぁ〜。その昔のジャッキー・チェンのカンフー映画でむさぼっている飯のように、口の周りをテラテラさせながら食べているアヒル料理は旨そうだった。
カン・ドック・・チャングムの心配と夜伽は別腹といわんばかりに、目がおかしくなったのもアヒル料理のおかげらしい。私の勝手な調べ(年表)によると、この時カン・ドックは52歳だから、元気なおっさんです。52歳であの凶暴な妻を御懐妊させた威力には感服です。
また水刺間(スラッカン)では完全にチェ一族による支配が行われているわけだけど、ほんとヨンセンが可哀想だった。
ミン尚宮とチャンイはなんとかなっちゃう感じだしね。
ある種、一番孤独感があったんじゃないでしょうか・・。ヨンセン。
そしてチャングムはチャンドクの真意を知ることになっていくわけですが、こうなってもチャンドクは態度を変えることなくチャングムに接する。デカいなぁ〜。この人。
そして医女が宮中よりお呼びがかかることを知り、チャングムは一筋の光を見出す。そして医女になる決意をする。
大長今とまで言われた人物にしては医術への動機が、いささか不純な気も致しますが、それもこれもすべては二人の母の”志”という形のないものに突き動かされたチャングムの真っ直ぐな行動の一つなのだと自分は思います。
辛く険しい道の始まりです・・・・。
(チャングムってこれだから嫌だね・・。なんつって)





